毎日の頭痛とだるさを訴えて来院された男子高校生。病院では起立性調節障害と診断され、処方された薬を飲んでいるものの一向に改善しないとのことです。
 甘い物が大好きなことから夜間低血糖が疑われたので、甘い物は控えサツマイモなどで補食をし、就寝前にココナッツオイルかMCTオイルを麦茶に入れて飲んでもらうことにしました。合わせて腸内環境を整えるためにミヤリサンを摂り、小麦製品(グルテン)や乳製品(カゼイン)を控えるようにしていただきました。
 三週間後の来院では「だるさは少しありますが、頭痛もほとんどなくだいぶ楽になりました。」と仰っていました。
 「食事でかかる新型栄養失調」の本をお見せしながら、食事で十分な必須ミネラルが摂れていない可能性を指摘し、ミネラル豊富な天然だしの活用を提案しました。その結果については早めに報告していただくことをお願いしました。